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ポメラニアンの「たぬき顔」vs「きつね顔」徹底比較|あなたのポメはどっち?見分け方と特徴

ふわふわの毛並みとクリクリおめめが魅力的なポメラニアン。実は同じポメラニアンでも、顔立ちに2つのタイプがあるのをご存じですか?

丸くて童顔な「たぬき顔」と、シャープで凛々しい「きつね顔」——どちらも可愛いけれど、特徴や印象はかなり違います。海外でも「Teddy Bear(テディベア)」「Fox face(フォックスフェイス)」と呼ばれ、それぞれに熱狂的なファンがいるほどなんですよ。

「うちの子はどっちのタイプ?」「これからお迎えするならどっちがいい?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ポメラニアンの「たぬき顔」と「きつね顔」の見分け方から、それぞれの特徴、性格の違い、似合うカットスタイルまで詳しく解説します。

目次

ポメラニアンに「たぬき顔」「きつね顔」がある理由

ポメラニアンの顔立ちは、大きく「たぬき顔」と「きつね顔」の2タイプに分けられます。これは公式な基準ではありませんが、愛好家の間では広く知られた分類です。

実はポメラニアンの祖先は、サモエドやジャーマンスピッツといった中〜大型のそり犬。19世紀にイギリスで小型化が進み、ビクトリア女王に愛されたことで人気が爆発しました。その後さらに交配が重ねられ、現在のポメラニアンの姿になったのです。

「きつね顔」はこのスピッツの特徴を色濃く残したタイプで、いわばポメラニアンの”元祖”。一方「たぬき顔」は、優しい表情が好まれて交配が重ねられた結果生まれた、より小型で丸顔のタイプと言われています。

犬種標準では「用心深い目を持つフォクシー・ヘッド(キツネのような頭部)」という表現があるため、本来のスタンダードに近いのは「きつね顔」とも言えますね。

「たぬき顔」ポメラニアンの特徴

たぬき顔のポメラニアンは、交配を重ねる中で誕生したタイプ。日本では特に人気が高く、SNSで話題になったカリスマポメラニアン「俊介くん」も、まさにたぬき顔の代表格でした。

外見の特徴

  • マズルが短い:目から鼻先までの距離が短く、顔全体が丸い印象
  • 大きな丸い目:パッチリとした目がより愛らしさを強調
  • 耳は小さめ:丸みを帯びた小ぶりな耳
  • 体は小柄:全体的にコロンとした印象で、あまり大きくならない
  • いつまでも童顔:成犬になっても子犬のような幼さが残る

たぬき顔の魅力

たぬき顔の最大の魅力は、いくつになっても「子犬みたい」と言われる可愛らしさ。まさに「動くぬいぐるみ」という表現がぴったりです。毛量が多い子は頬がふっくら見えて、さらにたぬき感がアップしますよ。

また、体が小さめなのでマンションなど限られたスペースでも飼いやすいという声も。ただし、小柄なぶん骨が細く、骨折や膝蓋骨脱臼(パテラ)には注意が必要です。

「きつね顔」ポメラニアンの特徴

きつね顔のポメラニアンは、祖先であるスピッツの特徴を色濃く残したタイプ。海外では「Fox face」と呼ばれ、こちらを好む愛好家も多くいます。

外見の特徴

  • マズルが長い:シュッと伸びた鼻先で、シャープな顔立ち
  • ピンと立った三角の耳:キツネのように凛々しい印象
  • 体格はやや大きめ:4kgを超える子も珍しくない
  • 美人・ハンサムな印象:「カッコいい」「キレイ」と言われることが多い
  • スピッツに近い姿:祖先の面影を残す本来のポメラニアン

きつね顔の魅力

きつね顔の魅力は、その凛とした美しさ。「美人さんですね」「モデルみたい」と声をかけられることも多いようです。たぬき顔の「可愛い」とは違う、「カッコいい」「キレイ」という魅力がありますね。

また、体格が大きめで骨格がしっかりしているため、たぬき顔より体が丈夫な傾向があるとも言われています。小型犬にありがちな骨折や関節トラブルのリスクが比較的低いのは、飼い主さんにとって安心材料かもしれません。

たぬき顔ときつね顔の見分け方

ポメラニアンがたぬき顔かきつね顔かを見分けるポイントは、主に3つあります。

①マズル(鼻)の長さ

最もわかりやすいのが、目から鼻先までの距離(マズルの長さ)です。横顔を見るのがコツで、マズルが短くて顔全体が丸い印象なら「たぬき顔」、マズルが長くてシュッとした印象なら「きつね顔」です。

②体格・耳の大きさ

体全体のサイズにも違いがあります。たぬき顔は全体的に小柄でコロンとした体型、耳も小さめ。きつね顔は体格が大きめで、ピンと立った三角の耳が目立ちます。

③顔全体の印象

たぬき顔は「可愛い」「童顔」「ぬいぐるみみたい」という印象。きつね顔は「美人」「凛々しい」「カッコいい」という印象を与えます。人間で例えるなら、たぬき顔はアイドル系、きつね顔はモデル系といったところでしょうか。

比較表でチェック!

たぬき顔きつね顔
マズルの長さ短い長い
顔の形丸顔・童顔シャープ・凛々しい
体格小さめ(〜3kg程度)大きめ(4kg超の子も)
耳の大きさ小さめ・丸い大きめ・三角
全体の印象可愛い・ぬいぐるみ美人・ハンサム
鳴き声甲高い・キャンキャンやや低め
ポイント

「マズルが何cm以下ならたぬき顔」といった明確な基準はありません。中間タイプの子もいますし、毛色も関係なくどちらのタイプもいます。あくまで傾向として参考にしてくださいね。

たぬき顔ときつね顔で性格は違う?

「たぬき顔はおとなしくて、きつね顔は活発」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。実際のところ、顔のタイプによる性格の違いはあるのでしょうか?

結論から言うと、顔のタイプで性格が決まるわけではありません。人間と同じように犬にも個体差があり、たぬき顔でもやんちゃな子、きつね顔でもおっとりした子はたくさんいます。

ただし、傾向として以下のような違いが言われることがあります。

たぬき顔きつね顔
活発さ比較的おとなしい傾向活発で行動的な傾向
鳴き声小さめ・甲高いやや大きめ・低め
動きゆったり・おっとりよく動く・元気いっぱい

これは体格の違いが影響しているとも考えられます。小柄なたぬき顔は動きが控えめに見え、大きめのきつね顔は活発に見えやすいのかもしれませんね。

いずれにしても、性格は育て方や環境によっても変わります。顔のタイプだけで性格を判断せず、実際に会ってその子自身の個性を見てあげてください。

子犬のときから見分けられる?

これからポメラニアンをお迎えする方にとって気になるのが、「子犬のうちに顔タイプはわかるの?」という点ではないでしょうか。

ポメラニアンの顔タイプは、生後1ヶ月を過ぎた頃から特徴が現れ始めると言われています。ただし、子犬の頃の見た目と成犬になってからの見た目が変わることもあるため、100%確実に見分けるのは難しいのが正直なところです。

子犬期の見分けポイント

  • マズルの長さ:生後1ヶ月頃から差が出始める。短ければたぬき顔の可能性
  • 体のサイズ:同時期に生まれた子と比べて小さければたぬき顔の傾向
  • 耳の大きさ:子犬の頃に小さい耳は、成犬になっても小さいまま
  • 動き方:あまり動かずおっとりしていればたぬき顔、活発に動き回っていればきつね顔の傾向
注意

子犬の頃はたぬき顔に見えても、成長とともにマズルが伸びてきつね顔になる子もいます。「絶対にたぬき顔がいい!」という場合は、ブリーダーさんに相談したり、親犬の顔立ちを確認したりするのがおすすめです。

とはいえ、どちらの顔になっても可愛いのがポメラニアン。「どんな顔になるかな?」と成長を楽しみにしながら育てるのも、ポメラニアンとの暮らしの醍醐味かもしれませんね。

たぬき顔に似合うカットスタイル

ポメラニアンはカットで印象が大きく変わる犬種。たぬき顔の魅力を最大限に引き出すカットスタイルをご紹介します。

たぬきカット

たぬき顔にはやっぱり「たぬきカット」がぴったり!顔周りの毛を残して全体的に丸いシルエットに仕上げるスタイルです。首回りや胸の毛にボリュームを持たせることで、より一層たぬき感がアップしますよ。

チャウチャウカット

顔周りの毛をたっぷり残し、ボディは短めにカット。中国犬のチャウチャウのようなずんぐりむっくりした見た目になります。丸顔のたぬき顔ポメラニアンにとても似合うスタイルで、「動くぬいぐるみ」感が最高潮に!

テディベアカット

顔と耳を丸くカットし、全体的にふんわりと仕上げるスタイル。まさにテディベア(くまのぬいぐるみ)のような見た目になります。たぬき顔の童顔感をさらに引き立ててくれますよ。

きつね顔に似合うカットスタイル

きつね顔のシャープな魅力を活かすカットスタイルもご紹介します。

柴犬カット(シバラニアン)

全身の毛を短くし、三角の耳を際立たせるスタイル。長めのマズルを持つきつね顔なら、本物の柴犬の子犬のような見た目に!「シバラニアン」「ポメ柴」の愛称で親しまれている人気スタイルです。

ライオンカット

顔周りとしっぽの先だけ毛を残し、体は短くカット。まるで小さなライオンのようなワイルドな見た目になります。凛々しいきつね顔との相性は抜群で、甘えん坊な性格とのギャップも楽しめますよ。

スタンダードカット

ポメラニアン本来の姿を活かしたナチュラルなカット。下毛だけを梳いて、上毛は長さを変えないスタイルです。きつね顔のスピッツらしい美しさを堪能するなら、あえてカットせずにそのままの姿を楽しむのもおすすめです。

カットの注意点

ポメラニアンはバリカンで短くカットしすぎると、毛質が変わったり、毛が生えにくくなる「アロペシアX(ポメハゲ)」のリスクがあります。カットする場合は、ハサミで整える程度にとどめ、信頼できるトリマーさんに相談しましょう。

よくある質問

たぬき顔ときつね顔、どっちが人気?

日本では「たぬき顔」の人気が高い傾向にあります。丸くて幼い顔立ちが「可愛い」と感じる方が多いようです。一方、海外ではスピッツ本来の姿に近い「きつね顔」を好む愛好家も多く、どちらが人気かは地域や個人の好みによります。どちらも魅力的なので、実際に会って「この子だ!」と感じる子を選ぶのが一番ですよ。

成長とともに顔が変わることはある?

あります。子犬の頃はたぬき顔に見えても、成長とともにマズルが伸びてきつね顔に近づく子もいます。また、ポメラニアン特有の「お猿期(換毛期)」を経ると顔の印象が変わることも。逆に、きつね顔からたぬき顔に変わることはほとんどないようです。

毛色によって顔タイプに傾向はある?

毛色と顔タイプに明確な関連性はありません。オレンジでもクリームでもホワイトでも、たぬき顔の子もきつね顔の子もいます。好みの毛色×好みの顔タイプの組み合わせを探してみてくださいね。

どちらのタイプが飼いやすい?

顔タイプによる飼いやすさの大きな違いはありません。ただし、きつね顔の方が体格が大きい傾向があるため、骨折などのケガのリスクは比較的低いとも言われています。一方、たぬき顔は小柄で、限られたスペースでも飼いやすいという声も。どちらを選んでも、ポメラニアンとの楽しい暮らしが待っていますよ。

まとめ

ポメラニアンの「たぬき顔」と「きつね顔」について詳しく解説してきました。最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • たぬき顔はマズルが短く丸顔、きつね顔はマズルが長くシャープな顔立ち
  • 見分けるポイントは「マズルの長さ」「体格」「耳の大きさ」——横顔を見るとわかりやすい
  • たぬき顔は「可愛い・童顔」、きつね顔は「美人・凛々しい」印象
  • 性格に大きな違いはないが、体格による活発さの傾向はある
  • 子犬期(生後1ヶ月〜)から見分けられるが、成長で変わることも
  • たぬき顔には「たぬきカット」「チャウチャウカット」「テディベアカット」が似合う
  • きつね顔には「柴犬カット」「ライオンカット」「スタンダードカット」が似合う

「たぬき顔」と「きつね顔」、どちらも違った魅力があって選ぶのに迷ってしまいますよね。でも、どちらを選んでもポメラニアンの愛らしさや甘えん坊な性格は変わりません。

大切なのは、実際に会って「この子と暮らしたい!」と思える子に出会うこと。この記事を参考に、あなたにぴったりのポメラニアンを見つけてくださいね。

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