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トイプードルの特徴・性格・習性まとめ|飼う前に知っておきたい魅力と注意点

くるくるカールした愛らしい巻き毛と、まるでぬいぐるみのようなキュートな見た目——トイプードルは、日本で15年以上連続で人気No.1に輝き続けている、まさに国民的アイドル犬です。

JKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種別登録頭数では2008年から2023年まで連続トップを獲得。テディベアカットの流行をきっかけに人気が爆発し、今では街中で見かけない日はないほどの人気ぶりです。

でも、トイプードルって実際どんな性格なの?飼いやすいの?この記事では、トイプードルの特徴・性格・習性から、飼う前に知っておきたい注意点まで詳しく解説します。

トイプードルを飼いたい方も、トイプードルについてもっと知りたい方も、ぜひ参考にしてください。

目次

トイプードルってどんな犬?基本情報

トイプードルの起源は、フランスを中心としたヨーロッパといわれています。「プードル」という名前は、ドイツ語で「水を跳ね返して進む」という意味の「pfudel(プーデル)」に由来。もともとは水鳥を回収する水猟犬として活躍していた大型のスタンダードプードルを、貴族の愛玩犬として小型化したのがトイプードルの始まりです。

18世紀頃のフランスでは、上流階級の女性たちがファッションの一部として抱きかかえるのにちょうどいいサイズへと改良されていきました。この歴史的背景が、現在のトイプードルの社交的で人間に寄り添う性格にも影響していると考えられています。

原産国フランス
体高24〜28cm(JKC基準)
体重約2〜4kg
平均寿命12〜16歳
被毛シングルコート(カール状の巻き毛)
グループ第9グループ(愛玩犬)
補足

プードルにはトイプードルのほか、スタンダード・ミディアム・ミニチュアの4種類があります。また、正式登録はされていませんが、トイプードルよりさらに小さい「タイニープードル」や「ティーカッププードル」も近年人気が高まっています。

トイプードルの外見的特徴

体型・サイズ

トイプードルは、体高24〜28cm程度、体重2〜4kgほどの超小型犬です。JKC基準では体高28cm以下とされていますが、なかには先祖返りで大きくなる子もいます。

体つきはスリムで足が長く、すっきりとした印象があるのが特徴。バランスの取れたスクエア体型で、優雅な立ち姿が魅力的です。

毛色のバリエーション

トイプードルには、さまざまな毛色のバリエーションがあります。JKCではすべて単色で均一であることが条件とされています。

  • レッド:明るい茶色で、日本では最も人気のカラー
  • アプリコット:オレンジがかった淡い茶色で、上品な印象
  • ブラック:漆黒の被毛。落ち着いた雰囲気で知的な印象
  • ホワイト:純白の被毛。清潔感があり上品
  • シルバー:グレーがかった銀色。成長とともに色が変化
  • ブラウン:チョコレートのような濃い茶色
  • クリーム:やわらかいクリーム色で優しい印象

毛色の変化について

トイプードルの毛色は、成長とともに変化することがあります。子犬期のブラックがシルバーに変化したり、シニア期に近づくにつれて毛色が薄くなったり(退色)することも。これは自然な現象なので心配はいりません。

被毛の特徴

トイプードル最大の特徴といえば、くるくるカールした巻き毛。シングルコートで抜け毛が非常に少なく、体臭もほとんどないのが魅力です。そのため、犬アレルギーの方も比較的飼いやすいとされています。

ただし、毛が絡まりやすく毛玉になりやすいため、月1回以上の定期的なトリミングが必要です。テディベアカット、アフロカット、マッシュルームカットなど、さまざまなカットスタイルを楽しめるのもトイプードルならではの魅力ですね。

顔立ち・表情

くりっとした大きな瞳と、長く垂れた耳が特徴的。知的で愛らしい表情は、見ているだけで癒されます。マズル(鼻先から口にかけて)の長さには個体差があり、長めの子と短めの子がいます。

トイプードルの性格・気質

驚くほど賢い!犬種知能ランキング第2位

トイプードルの最大の魅力は、その抜群の賢さです。心理学者スタンレー・コレン博士の研究では、全犬種中第2位の知能を持つとされています。新しいことを覚えるのが早く、複雑な指示も理解できる能力があります。

実際に、トイプードルが警察犬として活躍している事例もあるほど。日本でも嘱託警察犬の審査会に合格するトイプードルが続々と登場しています。飼い主の言葉や仕草を理解する能力にも優れており、「うちの子は言葉がわかっているみたい」と感じる飼い主さんも多いようです。

明るく活発で遊ぶのが大好き

トイプードルは、とにかく明るくて元気いっぱい!走り回ったり遊んだりするのが大好きで、好奇心も旺盛です。もともと水猟犬だった歴史があるため、水遊びやおもちゃを取ってくる遊びも得意。

小型犬なのにジャンプ力があり、俊敏に動き回る姿は見ていて飽きません。ドッグランやお散歩にも積極的で、アウトドア派の飼い主さんとも相性ばっちりです。

人懐っこくて甘えん坊

トイプードルは非常に人懐っこく、飼い主のそばにいることを好みます。見知らぬ人にも臆することなく近づいていく社交的な一面も。家族に対する愛情はとても深く、コミュニケーションを大切にする犬種です。

その反面、甘えん坊で寂しがり屋な一面も。長時間の留守番が苦手な子も多いので、できるだけ一緒に過ごす時間を確保してあげたいですね。

オスとメスの性格の違い

トイプードルは、オスとメスで性格に違いがあるといわれることがあります。ただし、個体差がとても大きい犬種なので、あくまで傾向として参考にしてください。

オスメス
体格やや大きめになる傾向やや小さめになる傾向
性格傾向より活発で遊び好き、社交的比較的穏やかで落ち着きがある
甘え方ストレートに甘えてくる気分屋で独立心もある
しつけやや気が散りやすいことも比較的集中しやすい傾向
ポイント

「オスだから大変」「メスだから飼いやすい」といった情報には科学的根拠がありません。性格は性別よりも、その子の個性や育った環境、飼い主さんとの関わり方に大きく左右されます。実際に会って相性を確かめるのが一番です。

トイプードル特有の習性・行動

抜け毛が少なくお部屋が汚れにくい

トイプードルはシングルコートのため、換毛期がなく抜け毛が非常に少ないのが特徴です。ダブルコートの犬種のように季節の変わり目に大量の毛が抜けることがないので、お部屋のお掃除がラクなのは嬉しいポイント。

体臭も少ないため、室内飼いに向いている犬種として人気があります。ただし、巻き毛が絡まりやすいので、毎日のブラッシングと定期的なトリミングは欠かせません。

水遊びが大好き

もともと水鳥の回収を行う水猟犬だったルーツがあるため、水遊びを好む子が多いです。お風呂やシャワーを嫌がらない子も多く、暑い季節には水遊びを楽しませてあげると喜ぶかもしれません。

知的好奇心が旺盛

頭が良いトイプードルは、知的好奇心がとても旺盛。退屈を嫌う傾向があり、刺激のない環境ではストレスを感じやすくなります。知育玩具を与えたり、新しい芸を教えたりして、頭を使う遊びを取り入れてあげましょう。

トイプードルを飼う上での注意点

しつけのポイント

トイプードルは非常に賢いため、しつけがしやすい犬種といわれています。物覚えが早く、褒めて伸ばすトレーニングがとても効果的。正しい方法でしつければ、初心者の方でも十分に育てることができます。

ただし、賢いがゆえにしつけが不十分だと「自分流」の行動を覚えてしまうことも。一貫性のないしつけは混乱の原因になるので、ルールを決めたら家族全員で統一することが大切です。

  • できたらすぐに褒める(タイミングが重要)
  • 短い時間で何度も繰り返す
  • 家族全員がルールを統一する
  • 子犬期からの社会化トレーニングを行う

運動量の目安

小型犬だからといって運動が必要ないわけではありません。トイプードルは活発で遊び好きなため、毎日の運動は欠かせません。

運動量の目安

1日2回、各20〜30分程度の散歩が理想的。ドッグランでの遊びや、室内での知育玩具を使った遊びも取り入れると良いでしょう。

お手入れのポイント

トイプードルの巻き毛は、放っておくと毛玉になりやすいので、毎日のブラッシングが必要です。また、月1回以上の定期的なトリミングも欠かせません。トリミング代は1回5,000円〜10,000円程度が相場なので、飼育費用として考慮しておきましょう。

垂れ耳で耳の中にも毛が生えているため、耳の通気性が悪くなりがちです。定期的な耳掃除で清潔を保ちましょう。

かかりやすい病気

トイプードルは以下の病気にかかりやすいと言われています。定期的な健康診断で早期発見・早期治療を心がけましょう。

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ):膝のお皿がずれてしまう病気。小型犬に多く、フローリングなど滑りやすい床は要注意
  • 外耳炎:垂れ耳で耳の中が蒸れやすいため発症しやすい。定期的な耳掃除で予防
  • 流涙症(涙やけ):目の周りが涙で変色する症状。こまめに拭き取ってケア
  • 進行性網膜萎縮症:遺伝性の目の病気。徐々に視力が低下する
  • 骨折:前足の骨が細いため骨折しやすい。高いところからのジャンプに注意
予防のポイント

滑りやすいフローリングにはマットやカーペットを敷く、ソファなどにはスロープを設置する、適正体重を維持するなど、日常生活での工夫で予防できることも多いです。

トイプードルに関するよくある質問

初心者でも飼える?

はい、トイプードルは初心者の方にもおすすめの犬種です。賢くてしつけがしやすく、抜け毛や体臭が少ないため室内飼いに向いています。ただし、トリミング代がかかることや、寂しがり屋な面があることは理解しておきましょう。

マンションでも飼える?

飼えます。トイプードルは小型で抜け毛が少なく、無駄吠えも比較的少ない犬種なので、マンションでの飼育に向いています。ただし、活発な性格なので、毎日の散歩や室内での遊びで十分に運動させてあげましょう。

抜け毛はどのくらい?

トイプードルはシングルコートで換毛期がないため、抜け毛は非常に少ないです。犬アレルギーの方も比較的飼いやすいとされていますが、心配な場合は事前に医師に相談することをおすすめします。

子どもがいる家庭でも大丈夫?

大丈夫です。トイプードルは友好的で社交的な性格なので、子どもとも良好な関係を築きやすい犬種です。ただし、小さいお子さんには「優しく接する」ことを教え、犬と子どもだけにしないよう注意しましょう。

トリミングの頻度は?

月1回以上のトリミングが推奨されています。巻き毛は伸び続けるため、定期的なカットが必要です。自宅での毎日のブラッシングも欠かさず行いましょう。

まとめ

トイプードルの特徴や性格、習性について詳しく紹介してきました。最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 全犬種中2位の知能を持つ非常に賢い犬種で、しつけがしやすい
  • 明るく活発で人懐っこく、甘えん坊な性格
  • シングルコートで抜け毛・体臭が少なく、室内飼いに最適
  • 月1回以上のトリミングと毎日のブラッシングが必要
  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)や外耳炎になりやすいので予防が大切
  • 平均寿命は12〜16歳と小型犬の中でも長寿

トイプードルは、初心者の方にも飼いやすく、家族みんなに愛される素晴らしい犬種です。賢くて愛情深く、一緒にいるだけで笑顔になれる——そんなトイプードルとの暮らしは、きっとあなたの毎日を豊かにしてくれるでしょう。

トイプードルとの暮らしを検討している方は、この記事を参考に、素敵な出会いを見つけてくださいね。

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